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解決の糸口は自分の経験にある?

今、こんな状況にいて、自分はこうしたいと思っているのに、どうやったらいいかわからない。どうなりたいか、目的がハッキリ見えているのに、その手段が見つからずに困っているというケースはあります。そのようなとき、「リソース(資源)」というものが役立つかもしれません。

◆◆リソースとは?◆◆

自分自身の中にある、解決するための資源です。もっというと、「過去、似たような経験をして、それを解決したことはないか?」を考え、もしあったなら、それがリソースになります。

例えば、ブラック企業に勤めていてどうしても会社を辞めたいが、上司に言うのが怖くて言い出せない、という悩みがあったとします。そんなとき、「実は、過去に頑張ってバイトを辞めたことがある」とリソースを発見できれば、そのときどうやったのか? どうしてそのときは成功したのか? 考えることができます。仮に、「言い出すのは怖かったけど、1年の区切りまでは我慢して、次の人が決まるまでいる、と宣言することで、自分自身を許せたから言えたのだ」となれば、今の仕事でも同じこと――すなわち、プロジェクトの終わりなど、区切りのいいところまで我慢して、引継ぎをちゃんとしてから辞める、と決めることで、同じことができるでしょう。

こうした考え方を、「リソースを活用する」と言います。

~さいごに~

どうでしたか? 「そんなこと、当たり前じゃないか」と思いませんでしたか? 実はそうなんです。誤解を恐れずに言えば、カウンセリングの解決法というのは、どれも当たり前で、基本に忠実すぎることばかりです。でも、実際には自分の感情やまわりの環境などいろいろな要因があり、「当たり前のことができない」ことが多いのです。その結果、どんどんおかしくなって深みにはまります。解決の手段というのは、悪いことをしたら謝るとか、ちゃんと相手に真実を伝えるとか、当たり前のことばかり。でもそれが、一番大切でもあり、難しいことなのです。

Confessioでも、このようなリソースをいっしょに探す手伝いをします。興味のある方は、ぜひ ここ をご確認ください。

 

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